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ベトナム人技能実習生による製袋作業

Updated: May 19, 2020

今回はベトナムから来た技能実習生をご紹介します。


少子高齢化が進む日本において、技能実習生は生産現場の貴重な労働力として重宝されています。 農協、漁協を通じた第一次産業のワークフォースとしての活躍はもとより、第二次産業の製造、建設の現場でも活躍しています。


今回ご紹介するベトナム人3名については、基礎的日本語とマナーなどを身に着けさせる在ベトナムの送り出し機関から弊社への依頼に基づき昨年から国内の就職先を探しました。たまたま、弊社のお客様で、埼玉県川口市で印刷と製袋を行う会社が製袋機のオペレーターを探していたので打診してみたところ興味を示して頂きました。


そこでまずこの送り出し機関にこの会社の事業概要と今回の求人ニーズを伝え、常時数百名在籍しているベトナム人の若者の中から約20名を選抜してもらいました。 

そして求人元の社長が現地に乗り込み面接をして3人に絞り込んだものです。3人とも20代前半です。


面接と言っても候補者の日本語はまだたどたどしいので、この社長は折り紙をたくさん持参し、20名の候補者に折り紙を折らせ、その様子を観察したうえでトップ3人を選んだそうです。


成長するベトナム人技能実習生 ‐ 外国人材アクセス.com
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こうして選抜された3名は日本側の受け入れ機関である監理組合経由今年3月に無事この川口の会社に配属されました。弊社ではそこから毎月一度、彼ら3名に戦力化研修を行っていますので、彼らの毎月の進歩、成長が良く分かります。




成長するベトナム人技能実習生 ‐ 外国人材アクセス.com
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まず3人の中で1歳だけ年上のお兄さん役のT君。背も一番高いのですが、若干人見知りなところもあります。ただ、一番気遣いが細やかで、常に周りに気を配り、手伝おうとする姿勢があります。

研修初期のころ、あまり話してくれないので興味がないのかと思ったのですが、日本語に自信が無くて話さなかったようです。その意味では慎重で完璧主義なところもあります。

ただ、回を追うごとに慣れてきて笑顔も見られるようになり、たまに冗談も出るようになってきました。彼の夢は自動車の整備工場を起こすことだそうです。


成長するベトナム人技能実習生 ‐ 外国人材アクセス.com
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次にS君。少し甘えっこ的な雰囲気はありますが、3人の中で一番きれいに日本語を書きます。並みの日本人、少なくとも私よりはきれいに書きます。 スーパーで買い物をして料理するという積極性も持ち合わせています。 サッカーの話題になると一番目の色が変わるのも彼です。S君の夢は日本語を上達して、日本の技術を身に着けることのようです。



成長するベトナム人技能実習生 ‐ 外国人材アクセス.com
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最後にD君です。彼は最初から日本語に対する思いが強いようで一生懸命漢字を覚えようとしていました。提出してもらう宿題にも漢字を多用しています。日本にガールフレンドがいるようで、パーマをかけたり、カチューシャを付けたりで、他の二人と週末の行動も違うようです。 彼の夢は日本に永住することだそうです。



3人とも礼儀正しく、微笑みを絶やさず、両親を尊敬し、同僚に可愛がられながら朝から晩まで良く働いています。 稼いだお金を親元に仕送りすることを欠かさず、日本語の勉強にも余念がありません。 


もちろん、サッカーが大好きで、日本の車が好きであり、旅行好きと若者らしいところもあります。 半年経ったところでの社長と同僚の評価も抜群に良く、期待以上の生産性をもたらしているそうです。本人の生産性とともに、先輩に可愛がられ、積極的に仲間を手助けすることによるチーム全体の生産性も上がっていると感じました。


#ベトナム #実習生 #印刷 #日本 #実習生受け入れ #外国人材

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