外国人材の育成⑥
- 米山伸郎
- Nov 2, 2020
- 2 min read
Updated: Nov 11, 2020

外国人に対する研修:
労働政策研究機構などが過去に行った調査結果では、日本企業に勤める外国人材が感じる不満のトップ3として、異文化コミュニケーション、外国人材としての特長を生かしたキャリアプランの不足、そして外国人材向けの研修の不足が挙げられています。
そもそも社員に対する研修(Off-J-T)が少ないというだけでなく、仮に研修があったとしても日本人向けと同じ内容であるといった点に違和感があるようです。
いくら日本のことが好きで、日本語がある程度話せるからと言って、日本で育った我々と比べれば知らないこと、未経験なことは多くあります。日本で仕事をするための最低限のOS (Operating System)として日本語に加えての文化、歴史の基礎的なところだけでも補強してあげることで外国人材のモチベーションも高まり、日本人社員とのワンチームが組みやすくなると思います。外国人社員がもたらす外向きの開拓力、開発力は優れているのでそのいわば“アプリ”を正しく実行するために“OS”の部分を共通となるようある程度整えてあげるための研修が効果的だと思います。
弊社ではこの目的で外国人社員向けの戦力化研修を行っております。 外国人材と経営陣夫々に対する事前の問診に従い、カリキュラムとシラバスを個人別に仕立てていきます。
そこには以下の異文化レッスンを含みます。
・外国人材への評価、フィードバックの仕方(出身国によって調整)
・外国人材とのコミュニケーションの仕方(出身国によって調整)
・外国人材への説得の仕方(出身国によって調整)
・外国人材との議論の仕方(出身国によって調整)
・外国人材に対するリーダーシップの取り方(出身国によって調整)
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