外国人材を活用した海外展開の試み⑩
- 米山伸郎
- Oct 15, 2020
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Updated: Oct 23, 2020

業務の抜本的見直し
日本人同士の会話が世界に比べ圧倒的にハイコンテクストであることから「言わずもがな」「暗黙の了解」のまま“伝わる”ノウハウとか「常識」といったものがあったとしても、それらは外国人材には通用しません。社内業務や社内ルール、習慣・慣習といったものまで、できる限り外国人材に「なぜそうするのか?」と疑問に思うところを素直に質問させ、その回答を一緒に考えていくことが業務の原点に戻った変革の可能性にとっても大切だと思います。 また、母国での経験を持つ外国人材が疑問に思ったことに関し、改めてデータを取り、分析することで思い込みでなく、客観的・合理的な仕事の進め方やルール作りに反映していくことができると思います。
前出の東京のK社の社長は外国人材を採用して初めて社内のコミュニケーションのあり方や「常識」の見直しの必要性に気づかれ、改革のきっかけを得たと語っておられます。
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